主の復活に向けて Easter 2025年4月20日
先週は枝の主日で始まりました。木曜日は最後の晩餐、逮捕、そして金曜日の十字架へと続きます。その後、三日目は復活の主日です。キリスト教は復活信仰です。イエス様が今でも生ける救い主であると証しする信仰です。しかし、復活への道はまず十字架を通らなければいけません。枝の主日は華やかしい、明るいときです。希望と喜びと愛に満ちています。十字架のときは裏切りと苦しみのときです。孤立した、寂しい、悲しいときです。私たちは毎日が枝の主日のように健康で楽しく過ごせるようにと願います。私たちも自分の十字架を背負いながら生きる者です。ときには圧倒され、押し潰されそうになり、絶望を見ます。そこで、私たちは神様から必要なだけ希望と信頼と愛が与えられます。神様の導きにより、私たちは試練や苦しみを凌ぎ、神様から必要な恵みが与えられます。厳しい現実のなかでも人間らしく生きることができます。心の奥深い喜びと平安により、試練の日々のなかでも満たされます。イエス様の枝の主日で始まる一週間は波瀾万丈であり、誰も真似したくない一週間です。特に十字架は屈辱的で辛い苦しみでした。しかし、福音のメッセージは次なようなものです。十字架は避けて通れません。但し、全てが十字架で終る訳ではありません。神様から希望と信頼と愛が必ず与えられます。真の命、永遠の命がみことばにより約束されています。私たちも希望をもって力強く生きることができます。D Nelson April 13, 2025