主の洗礼
今日(1月12日)はイエス様の洗礼を思い起こす主日になっています。
それと同時に私たち自身の洗礼を振り返るときでもあります。
洗礼者のヨハネは水の洗礼、悔い改めの洗礼を授けました。
これはイエス様による救いの福音を受ける心の準備のためでした。
私たちは「火と聖霊」による洗礼を受けています。「火」は
厳しいものです。今週のニュースでも山火事に困っている大都市が
あります。「火」は厳しい裁きを象徴します。しかし、裁きだけでは
ありません。火には菌を殺す清めの効果を持ちます。金属は火により洗練されます。火事で焼けた森や野原にはまた新しい命により
再生します。私たちは洗礼を通してイエス様と一緒に罪の自分を
一旦捨てて、罪人として死んで、新しい命を得たものとして
イエス様の弟子になりました。毎日生きることは大変なことが
多いです。でもイエス様は私たちを救い出し、私たちを一人ひとり
の名前で呼び、イエス様のものになっていると約束しています。
試練のなかでも希望が持てます。